井戸が付いている土地を売りたいという方は、売りに出す前に井戸を埋める必要がありますが、どのくらい費用が掛かるか心配ですよね。
そこで今回は、井戸を埋める場合の費用の相場についてご紹介します。
また、井戸の解体で必要な息抜きやお祓いについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
□井戸を埋める場合の費用の相場をご紹介！
井戸を埋める費用相場は、状況によって異なります。
井戸単体で埋める場合の費用相場は約10万円で、条件によっては、5万～20万円ほどと差が出る場合があります。
料金は、井戸のサイズや深さ、井戸がある位置などによって変動します。
続いて、家の解体と一緒に埋める場合の井戸を埋める費用は、3～5万円ほどです。
井戸単体で埋めるときの費用相場が異なるのは、解体工事で出たコンクリートの砕石を、井戸の埋め立ての際に利用できるからです。
そのため、家の解体もご検討の方は、それと一緒に井戸を埋めた方が費用が安く済む場合が多いです。
□井戸の解体で必要な息抜きやお祓いをご紹介！
まずは、息抜きについてご紹介します。
井戸の底部分から地上にパイプを通すことを息抜きと言います。
これには、「神様が地上にかえって呼吸できるように」といった精神的な意味と、「井戸から発生するガスが抜けるように」といった現実的な意味が含まれています。
息抜きは解体業者に任せられます。
続いて、お祓い（魂抜き）についてご紹介します。
現代では使用される機会は少なくなりましたが、かつて井戸は多くの人々が神聖な存在ととらえていました。
そのため、今もその風習にのっとって、井戸を解体する時には必ずお祓いを行うべきだとされる地域があります。
また、ご自身はきにされない場合でも、信仰心の厚いが家族がいれば、彼らの意見を尊重することが大事でしょう。
もちろん「お祓いは必ずする必要がある」という決まりや科学的な根拠が存在するわけではありません。
しかし前述の通り、水を届けて人々に恵みを与え続けてくれた井戸を粗末に扱わずに感謝する意味でもお祓いには大きな意味があるのです。
□まとめ
今回は、井戸が付いた土地を売却しようとお考えの方に向けて、井戸を埋めるための費用の相場についてご紹介しました。
また、井戸の解体で必要な息抜きやお祓いについてもご紹介しました。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。
