「井戸のある物件を売却したいが、需要が無いのではないかと悩んでいる」
このような方がいらっしゃるかもしれませんが、井戸あり物件ならではのメリットもあります。
そこで今回は、井戸のある物件のメリットについてご紹介します。
また、井戸あり物件を売却する際の疑問点もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
□井戸のある物件のメリットとデメリットをご紹介!
ここからは、井戸あり物件のメリットを2つご紹介します。
1つ目が、水道代が節約できることです。
井戸水を利用する際には水道代が発生しないので、井戸水をうまく活用することで月々の出費を抑えられるでしょう。
2つ目が、災害に強いことです。
地震などの災害により万が一水道管の破裂などが起きても、井戸水は通常通り使用できてるので安心です。
地震が発生しやすい日本において、このメリットは重要でしょう。
ただし、電動ポンプ式の井戸の場合は、電気がなければ使えないので注意が必要です。
□井戸のある物件を売却する際の疑問点を解消します!
ここからは、井戸あり物件を売却する際の疑問点を2つご紹介します。
1つ目が、井戸はどうすべきかということです。
井戸付き物件を売却する際に、井戸は埋めてしまうのか、そのまま使うのかで悩まれる方は多いでしょう。
井戸の処理に関しては、井戸の状態と購入者の意志で決めるのがおすすめです。
井戸が荒れており日常的に使用するのが難しい場合は、埋め立てた方が良いでしょう。
反対に井戸が問題なく使えて利用する機会がある場合は、残しておきます。
2つ目が、井戸付きの土地に家は建築できるのかということです。
井戸は人工的に掘ってつくられたものなので、適切に埋め立ての処理を行えば、地盤への影響は心配する必要はありません。
ただし、井戸の底にあるプランクトンなどの死骸が原因となり、埋め立て後にガスが発生する可能性があります。
そのため井戸を埋める際には、井戸の空気を抜く「息抜き」や、水分を排出する等の適切な作業が必要となります。
これらの処理は素人では難しいと思いますので、ご自分で埋めずに専門業者に依頼しましょう。
また建物の建築に関しては、井戸があった場所を避けて設計するとより安心と言えます。
□まとめ
今回は、井戸のある物件の売却をご検討の方に向けて、井戸のある物件のメリットについてご紹介しました。
また、井戸あり物件を売却する際の疑問点についてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。