空き家になった実家の片付けを行う際に「どれから手をつけていいのかなわからない」「効率的に片付けしたい」など、悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、実家の片付けを自分でする7つのステップと空き家の売却にかかる費用について解説します。
□実家の片付けを自分でする7つのステップとは?
1.貴重品を見つけ出す
まずは、貴重品があるかどうかを入念に調べます。
貴重品は、主に以下のようなものがあります。
・通帳
・クレジットカード、キャッシュカード
・印鑑
・健康保険証
・マイナンバーカード
・パスポート
・年金手帳
・有価証券
・貴金属、宝石
・公共料金などの請求書、領収書
・不動産の権利関係書類
貴重品はひとつにまとめ、箱などに入れておきます。
ただし、空き巣などの被害防止のため、住んでいた方が隠している場合もあります。
2.片付ける順番を決める
家が広い場合は、片付ける順番を決めます。
まずは、食品類を最初に処分しましょう。食品によっては腐敗の恐れがあるためです。
次に搬出するルートを確保するため、廊下や玄関の周りを整理します。
また、衣類などは、ホコリやダニの原因となるため、早めに処分します。
その他、調理器具や雑貨、書籍などを処分、買取などを行うとよいでしょう。
合わせて写真や思い出のものを集めて保管しておきます。
ルートを確保できたら、収納アイテムや家具などを搬出します。
3.スケジュールを決める
片付けの日や粗大ごみ回収日などのスケジュールを決めておくことも大切です。
不測の事態に備えて予備日を設定しておくとよいでしょう。
4.役割分担を決める
片付ける際に全員が集まるとは限りません。
遠方に住んでいる場合は常に参加することが難しい場合もあります。
そのため、トラブルにならないよう、片付けや粗大ごみ回収の手配、相続手続きなど、
役割分担を決めておく必要があります。
5.ゴミの分別方法を調べる
ゴミの分別方法は、自治体によって異なるため、あらかじめ調べてからルールに沿って処分します。
家電は、家電リサイクル法の規定を確認しておきましょう。
6.スケジュールに沿って活動する
あらかじめ決めたルールに沿って、スケジュール通り片付けを行います。
7.掃除
片付けが完了すると、丁寧に掃除します。
高く売却できるよう細かい部分まで入念に行いましょう。
□空き家の売却にかかる費用とは?
ほとんどのケースで仲介手数料や印紙税、粗大ごみの処分、リサイクル費用が発生します。
仲介手数料には上限があり、400万円を超える場合は「取引金額×3%+6万円」です。
更地にして売却する際は、解体費用や測量費用がかかります。
□まとめ
実家の片付けを自分でする場合は、上記の手順を参考にしながら売却費用が発生することも覚えておきましょう。
片付けが面倒に思う方は、プロに依頼するのも1つの手でしょう
空き家売却を検討している方はぜひ当社までご連絡ください。