井戸付きの不動産を売却したい方必見!井戸の埋め方をご紹介します!

「売りに出したい不動産があるが、井戸が付いているためどのように処理すべきか困っている」
このような方もいらっしゃるでしょう。
古い不動産には、まれに井戸が付いている場合があります。
そこで今回は、井戸の処理に関して、埋め方の手順や解体費用についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

□井戸の埋め方の手順についてご紹介!

ここからは、井戸の埋め方の手順を4ステップでご紹介します。
1ステップ目が、お祓いです。
お祓いは、解体工事の開始前に行います。
地域の風習やならわしがある場合は、神主や僧侶にお任せし、それに沿って行いましょう。

2ステップ目は、残っている水やゴミなどの処分・掃除です。
井戸の底に水が残っている場合や、ゴミが溜まっている場合もあります。
この上から土をかぶせるわけにはいかないので、まずこれらを取り除く作業が必要です。

3ステップ目は、息抜きです。
息抜きとは、塩化ビニールなどのパイプを井戸に挿入して、井戸の底から外にパイプを通すことをいいます。
宗教的な意味の他に、ガス抜きといった実用的な意味合いも含まれます。
井戸の息抜きはいつまで続けるのかや、パイプはいつ抜くのかなどの明確な基準はありません。

4ステップ目は、砕石や砂の投入・井戸枠の撤去です。
井戸は地下深くまで掘られるので、土や砂、石などが地層となっています。
適当なものを埋めてしまうとその後の地盤沈下や水質汚染などに繋がる恐れもあるため、慎重に行います。

それが終わったら、地上部分にある井戸の枠を撤去します。
枠を残して埋め戻してしまうと地盤沈下の可能性が出てくるため、必ず撤去しておきましょう。
これができたら、整地して完了です。

□井戸の解体費用とは?

ここからは、井戸の解体費用についてご紹介します。
また、井戸を埋めるための費用相場は、状況によって変わります。
最初から井戸が判明している場合、相場は10万円程度となりますが、解体作業中に見つかった時は、3万円~5万円程度となります。
また、見積もりに井戸を埋める費用が含まれていない場合は、施主は追加費用として支払う必要があります。

なお、費用は井戸の形状や大きさでも変わるため、これらの金額は参考程度にしてください。

□まとめ

今回は、井戸付きの不動産を売却したい方に向けて、井戸の埋め方の手順と解体費用についてご紹介しました。
この記事を参考に、スムーズに井戸を処理して売却を進めてみてくださいね。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。